東京の奥沢は、閑静な住宅街で歩いて
自由が丘に行くことができ、生活するに
は適していたが、物価は高いと感じていた。
僕らはいつもスーパー青葉に7時以降に出かけ刺身の半額を買い、晩酌するのが楽しみだった。
僕も彼女も魚が好きだったからだ。
自由が丘はスイーツの町らしいが、あまり住んでみるとそこまでスイーツに特化してるとはは思わなかった。
名前は忘れたが自由が丘と
九品仏の間にある踏み切りの前にあるケーキ屋さんの
ロールケーキは最高に美味しかった。
僕らはいつもひとつ買って2人で分けて食べては、舌ずつみを打った。
もう暑い夏は目前だった。