天下茶屋日記22
彼女は仕事を辞め、僕は家から近くのアパレルショップで働くことにした。
タイミングよく新店をオープンする店舗で僕は応募してみることにした。
面接は簡単に終わり、結果は来週から来てほしいと告げられた。
新店の準備をしてほしいとのことだった。
そこのオーナーもおおらかというか、適当で初めて出勤してすぐに鍵を渡され指示を受けあと頼むね、、、と別の店にいってしまい僕は一人で新店の準備をはじめた。
そこは金持ちのおばさんからブランド品を買い取ったり、金を買い取ったりするお店だったがオーナーは商売気があまりなく自由にやらせてもらえる仕事場だった。
金額を決めるのも僕の仕事で、最初はオークファンで調べていたがそのうち自分の
感覚でつけれるぐらいにブランドの知識がついていた。
とりあえずエルメスとシャネルの中古市場は活気があるというのはすぐ把握した。
あとはsupremeやその他スト系とロンハーマンやトムブラウン、モンクレール等人気ブランドを買えばすぐはける、、そういったあまり役に立たない知識だ。
彼女も何か仕事を探し始めていた、、、