天下茶屋日記20

Tは相変わらずムサコの下着屋で働いていた。

しかし、夏の終わりに近づくにつれて体調がすぐれなくなってしまう。

僕は心配になり、病院に行くようすすめたが、Tは嫌がって行こうとしなかった。

しかしあまりにもしんどそうな彼女を見るのが辛くなり、強引に連れていった。

夏ももう終わりに近づいていた。