天下茶屋日記⑥

僕の彼女Tさんがある日、仕事終わりに下着屋で働くD子さんと飲みに行くから一緒にと誘われる。

僕はTが東京で、友達ができた事にも嬉しかったし、飲みに行くという事もいいなと思って、即答で行くと返した。

D子さんと初めましてして、D子さんの話をきいていたら、Tと合いそうとすぐに感じた。

D子さんは、等々力に彼氏と同棲しており
下着屋で働く傍ら、自宅でネイリストとして活動している、ドラみちゃんにそっくりな女性だった。僕もドラみちゃんに興味が湧き、質問をたくさん投げかけた気がする。

D子さんは幼少期にチュニジアですごしたらしく、漢字が苦手で自分の名前をよく書き間違えると言っていた。そして彼氏とマクドナルドの宅配サービスをしてしまい肥る話、防腐剤入りの食事で身体が腐らない話を酔いながらした。

Tも僕も楽しくなってきてまた行こうと話しお開きした。